トップ > 調査情報 > 中信 > 山鳥場遺跡・三ケ組遺跡 > 山鳥場遺跡 平成29年度調査情報(2)

山鳥場遺跡・三ケ組遺跡

ふりがな
やまとりばいせき・さんがくみいせき 
住所
朝日村西洗馬  マップ
立地
鎖川右岸の丘陵部 
事業名
御馬越塩尻(停)線道路改築事業 
調査期間
平成28年7月-9月 平成29年4月- 
時代
縄文 
遺跡の種類
山鳥場遺跡(集落跡)、三ケ組遺跡(散布地) 
備考
 

2017年6月29日

山鳥場遺跡 平成29年度調査情報(2)

山鳥場遺跡の発掘作業を開始しました。山鳥場遺跡は昨年度からの継続調査です。今年度の調査では縄文時代の遺物包含層(土器や石器を含む地層)の広がりを確認しました。現在、包含層の上面から徐々に掘り下げる作業を進めています。この地層の下から縄文時代中期の竪穴(たてあな)建物跡も確認されています。

【遺跡の土層断面】

矢印の部分に黒味の強い地層が堆積しています。縄文時代中期(約4500年前)~後期(約4000年前)を中心とした土器や石器が多く含まれています。


【遺物包含層を掘り下げる】

調査区を4m四方の方眼に区切り、土器や石器の出土量や分布状況を記録しながら掘り下げていきます。



【土偶の顔を発見】

縄文時代中期(約4500年前)に作られたと考えられます。土偶は完全な形で出土するものが少なく、完全な形の土偶をバラバラにして捨てる風習があったのかもしれません。

【縄文時代の「刃物」?を発見】

昨年度、遺跡からは石を薄く割った破片がたくさん出土しました。これらを観察したところ、破片の一端が刃先のように鋭く、その一部が摩耗しているものもありました。縄文人が石の破片を刃物代わりに使用した可能性があります。

 

カテゴリ:山鳥場遺跡・三ケ組遺跡

ページのトップへ