2018年9月14日

出土銅鐸の再現

 

銅鐸レプリカの完成ー野市柳沢遺跡出土の銅鐸の再現ー(行事・お知らせページ)へ

 

カテゴリ:柳沢遺跡

2018年9月6日

石川条里遺跡 平成30年度 発掘調査情報(1)

国道18号坂城更埴バイパス改築工事に伴う発掘調査を現在、石川条里遺跡で行っています。県道長野上田線西側に隣接する7a区の調査で特筆される成果を紹介します。

【弥生水田跡の全景】

昨年度、県道長野上田線東側の調査で弥生時代の水田跡を確認しましたが、今回、県道西側の調査区(7a区)でも発見しました。 水田一筆の形は一定していません。方形や短冊形があり、場所によって違いがあります。

【泥炭層に被覆された弥生水田跡】

弥生水田跡は地表下約2.5mで確認され、黒色の泥炭層で被覆されていました。水田が使われなくなった後は湿地化したものと推測しています。

【畦の検出状況】

泥炭層は、水田面直上では約5cmの厚さで堆積していますが、畦の直上は極めて薄いか、もしくはない状況でした。泥炭層を薄く削り、畔を検出しました。

【水田跡の精査】

水田跡の全景写真を撮影するために、畔に白色ロープを張っている状況です。水田一筆の大きさがわかるものは3m~5m四方で、場所によって大きさに違いがあります。

【遺物出土地点の精査】

畦の検出時には、水田層から弥生土器片が出土しました(白色荷札が遺物出土地点)。水田跡から遺物が出土することは少ないので、水田の時期を決める重要な遺物です。

【水田跡の記録風景】

検出した畔と水田面の地形は、電子平板を使って記録します。

カテゴリ:石川条里遺跡

2018年9月6日

小島・柳原遺跡群 平成30年度調査情報(3)

小島・柳原遺跡群の発掘調査が、8月30日(木)に終了しました。

約3年間の調査で竪穴建物(たてあなたてもの)跡35軒、溝跡25条、土坑685基、墓跡66基などがみつかり、出土した遺物はコンテナ約200箱になりました。 
今後は、出土品などの整理作業を行い、報告書を作成していきます。 

【南上空からみた今年の調査区】

 今年度は長野市道柳原117号線をはさんだ両側を調査しました。若干の土器が出土したものの、遺構は検出されず、集落域が広がらないことがわかりました。(今年度の調査区)

【終了式】

 最終日に発掘調査の終了式を行いました。例年にない猛暑のなか、調査を支えて頂いた作業員の皆さんに感謝します。

 

カテゴリ:小島・柳原遺跡群

2018年8月20日

小島・柳原遺跡群 平成30年度調査情報(2)

8月1・2日(水・木)に小島・柳原遺跡群の遺跡調査指導委員会が開催されました。委員の先生方から遺跡の調査や塔鋺形合子(とうまりがたごうす)等の出土物の整理について、ご指導・ご助言をいただきました。

【調査の報告】

 初日は、塔鋺形合子をはじめとした小島・柳原遺跡群の調査について報告後、今後の調査についての検討を行いました。報告内容は、遺跡の調査から、塔鋺形合子のX線CT観察、類例調査、鋳型、付着繊維の分析と多岐にわたりました。

【遺物の見学】

 2日目は、長野市内から出土している古代の仏教関連遺物の見学をしました。長野市埋蔵文化財センター様のご協力をいただき、塼仏(せんぶつ)や瓦、塑像(そぞう)など貴重な品々を熟覧し、委員の先生方からご意見をいただきました。

カテゴリ:小島・柳原遺跡群

2018年6月20日

小島・柳原遺跡群 平成30年度調査情報(1)

平成30年度の長野東バイパス改築工事に伴う発掘調査を4月から開始しました。

今年度の調査地点は昨年度調査を行った地点の北側で6月19日(火)に、遺跡の状況を信州大学教育学部の教員・学生のみなさん9名が見学にみえました。

【昨年度までの調査地点】

塔鋺形合子(とうまりがたごうす)に関心がある方もあったので、一昨年度出土した地点を見ながら、遺跡の概要や出土した時の様子を説明しました。

【昨年度出土骨のクリーニング】

昨年度までに出土した人骨を丁寧にクリーニングしているようすも見学いただきました。こうした地道な作業の上に、歴史の研究が成り立っていることを、改めて認識された方もいたようです。

カテゴリ:小島・柳原遺跡群

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