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浅川扇状地遺跡群(桐原地区)

ふりがな
あさかわせんじょうちいせきぐん 
住所
長野市桐原  マップ
立地
浅川の扇状地 
事業名
県道高田若槻線建設関連 
調査期間
平成23年・24年・25年4月-12月・26年4月-11月・27年4月-11月・28年‐ 
時代
古墳・古代・中世 
遺跡の種類
集落跡 
備考
 

2017年10月11日

浅川扇状地遺跡群 平成29年度整理情報 (3)

今年度の整理作業も折り返し地点を越えましたが、引続き古墳時代の土器実測を中心に作業を進めています。また、実測と並行して土器一覧表の作成や古代以降の土器の観察と選別作業なども行っています。

【土器一覧表作成作業】

報告書に掲載する土器の出土位置や時代、壺や甕といった器種等を一覧表にしていきます。表現に違いがないか等細部まで確認しながら作成していきます。 

【土器の実測作業】

引続き古墳時代の竪穴建物跡や墓跡から出土した土器の実測を行っています。終了後は、古代の土器の実測作業に入っていきます。

【「和同開珎」の保存処理が終了しました!】

県立歴史館による応急的な保存処理が終了し、肉眼ではっきりと「和同開珎」の文字が読み取れるようになりました。センター展示室に展示してありますので、ぜひ足をお運びいただき、実物をご覧いただけたらと思います。

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2017年5月11日

浅川扇状地遺跡群(桐原地区) 平成29年度整理情報(2)

本年度、今まで浅川扇状地遺跡群で出土した金属製品を長野県立歴史館で、整理作業のための応急的な保存処理を開始しています。保存処理の前に、エックス線透過観察を行ったところ、なんと「和同開珎」(わどうかいちん・かいほう)の文字が浮かび上がってきました。

【古代竪穴建物跡から出土した銭】

今から5年前、平成24年度に平安時代前期(9世紀頃)の竪穴建物跡の埋土(まいど)から銭貨(せんか)が出土しました。錆に覆われていて字は読めませんでした。

【出土銭は「和同開珎」だった!】

和同開珎(708年発行)は、北は北海道、南は九州まで出土している、初めて全国に広がった古代貨幣です。県内では24例目となりますが、長野市内では初めてです。政府が整備した道路(官道:かんどう)や役所(官衙:かんが)の跡から出土することが知られており、単に珍しいだけでなく、古代長野の歴史を考える上で、重要です。

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2017年4月25日

浅川扇状地遺跡群(桐原地区) 平成29年度整理情報(1)

浅川扇状地遺跡群は、調査を開始して7年目となりました。今年度も引き続き本格整理作業を行い、古墳時代以降の土器実測を中心に作業を進めています。また、未調査の地区の発掘作業も準備が整いしだい、再開していく予定です。

【土器の実測作業】

古墳時代の甕(かめ)を実測しています。土器の形を整える時についた細かい工具の調整痕(ちょうせいこん)なども、正確に方眼紙に写し取っていきます。

【土器の観察一覧表作成作業】

実測した土器の大きさや色調などの情報を、報告書用に表として作成していきます。

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2016年7月13日

浅川扇状地遺跡群(桐原地区) 平成28年度整理情報(2)

今年度の本格整理作業が始まって3か月が過ぎました。
 前回お知らせした遺構図のデジタルトレス作業は順調に進んでいますが、7月からは新たに土器の実測作業が始まりました。

【土器の実測作業】

遺跡から出土した土器の形や文様土器製作時についた器面の調整痕などを正確に方眼紙に写し取っていきます。

【土器実測図】

弥生時代の土器の実測図です。左側は文様など外面の様子、右側は調整痕など内面の様子と土器断面の厚さを表現しています。

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2016年5月20日

浅川扇状地遺跡群(桐原地区) 平成28年度整理情報(1)

浅川扇状地遺跡群桐原では、調査を開始して6年目となりましたが、今年度は現地での発掘調査を中断して、本格整理作業を行っています。現在、発掘調査で作成した遺構図面を報告書用にデジタルトレスなどを行っています。

 

【遺構図のデジタルトレス】

発掘調査で記録してきた遺構図を報告書に掲載できるようにパソコンを使ってトレスして、その遺構図をページごとに割り付けていきます。


 

【遺構図版】

手書きの遺構断面図をデジタルトレスして、報告書用に版を組んでいきます。



【遺構写真の選び出し】

発掘調査で撮影した遺構写真のうち、報告書に掲載するものを選び出します。

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