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浅川扇状地遺跡群(桐原地区)

ふりがな
あさかわせんじょうちいせきぐん 
住所
長野市桐原  マップ
立地
浅川の扇状地 
事業名
県道高田若槻線建設関連 
調査期間
平成23年・24年・25年4月-12月・26年4月-11月・27年4月-11月・28年‐ 
時代
古墳・古代・中世 
遺跡の種類
集落跡 
備考
 

2016年5月20日

浅川扇状地遺跡群(桐原地区) 平成28年度整理情報(1)

浅川扇状地遺跡群桐原では、調査を開始して6年目となりましたが、今年度は現地での発掘調査を中断して、本格整理作業を行っています。現在、発掘調査で作成した遺構図面を報告書用にデジタルトレスなどを行っています。

 

【遺構図のデジタルトレス】

発掘調査で記録してきた遺構図を報告書に掲載できるようにパソコンを使ってトレスして、その遺構図をページごとに割り付けていきます。


 

【遺構図版】

手書きの遺構断面図をデジタルトレスして、報告書用に版を組んでいきます。



【遺構写真の選び出し】

発掘調査で撮影した遺構写真のうち、報告書に掲載するものを選び出します。

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2016年1月12日

浅川扇状地遺跡群 平成27年度調査情報(6)

4月から行ってきた発掘調査が11月末で終了しました。今年度の調査では、弥生時代後期から平安時代までの竪穴住居跡18軒や、古墳時代前期の墓跡3基、古墳時代から中世までの溝跡や土坑などが確認されました。なかでも3基並んでみつかった古墳時代前期の墓跡や、中期の竪穴住居跡から出土した石製模造品は、古墳時代の桐原地区の人びとの暮らしや他地域との交流を考える上で貴重な発見となりました。

 

【遺跡遠景(北側上空より)】

中央手前が今年度最後の調査地区。画面中央付近を斜めに横切るのが北長野通り。

 

【石製模造品】

古墳時代中期の竪穴住居跡の床面付近から、直径2㎜程の玉や鏡・勾玉などの形をした石製模造品(左上)と製作途中の玉類(左下)、製作中に出た滑石のかけら3,857点がみつかりました。

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2015年10月30日

浅川扇状地遺跡群 平成27年度調査情報(5)

10月19日(月)から、今年度調査予定最後の地区となる鐘鋳川(かないがわ)南側の調査を開始しました。すでに調査が終了している北側の地区から続く古墳時代中期の溝跡を検出して、埋土を掘り下げています。溝の底部付近からは、土器の破片が多数みつかっていますが、中には完全な形に近い土器も出土しています。

 

【検出作業風景】

地面を少しずつ平らに削っていき、溝跡など遺構の形を探します。

 

【トレンチ掘り下げ作業】

溝の形を確認したら、溝の中に堆積している土の様子を観察するために、一部分だけ先行して掘り下げます。

 

【古墳時代中期の溝から出土した土器】

溝の底に近い場所から、砂利や拳大の礫に混ざって土器片が多く出土しています。

 

【完全な形に近い状態で出土した土器】

溝の底に近い場所から、完全な形に近い土器がみつかっています。底の丸い小形の壺で、器台などの上に載せて祭祀の場などで使われていたと考えられている土器です。

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2015年9月30日

浅川扇状地遺跡群 平成27年度調査情報(4)

9月18日(金)、桐原地区清林寺南西の調査区が終了しました。今年度の調査は、遺跡全体として主に古墳時代の遺構調査が続きましたが、この地区では弥生時代後期から中世にいたるまでの竪穴住居跡や溝跡など、幅広い時代の調査を行いました。

 

【調査区全景(北から)】

工事用道路部分を今年度調査しました。細長い調査区内に、弥生時代後期から中世の遺構が重なり合って確認されました。

 

【調査のようす(北から)】

時代が新しい中世の遺構から、順々に調査していきます。弥生時代後期では竪穴住居跡が確認されました。

 

【出土土器の測量作業】

弥生時代後期の竪穴住居跡の壁際から完全な形に近い状態で高坏が出土しました。その位置を電子データで記録していきます。

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2015年8月19日

浅川扇状地遺跡群 平成27年度調査情報(3)

鐘鋳川(かないがわ)のすぐ北側の地区の発掘調査をおこない、古墳3基と古墳時代の竪穴住居跡2軒、溝跡が4条、土坑6基がみつかりました。

 

【古墳の調査】

古墳墳丘の周りに掘られた溝(周溝)からはたくさんの土器がみつかりました。

 

【古墳の溝からみつかった土器】

周溝の中から完全な形に近い高坏が置かれたような状態でみつかりました。高坏の中には東海地方でみられる鋸歯状の模様があるものもみつかっています。

 

【古墳の全景】

古墳の大きさは外径で約18mあります。大きさがわかるように作業員さんに立ってもらって撮影しました。

 

【古墳時代中期の竪穴住居跡】

竪穴住居跡は方形で一辺は約7mです。北側の壁の中央にはカマドが設けられていました。

床面からは滑石と考えられる石のかけらがたくさんみつかり、土ごと取り上げて洗ってみました。石製模造品の完成品、および未完成品がみつかりました。

 

【カマドの調査風景】

カマドからは完全な形に近い土器が出土しました。

また、カマドの中からは甕を支えるための土製の支脚もみつかっています。

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