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2013年8月27日

夏休み考古学チャレンジ教室2013 ご来場ありがとうございました。

346個のスマイル、ありがとうございました。

 

平成25年度施設一般公開「夏休み考古学チャレンジ教室2013」を8月9日(金)、10日(土)に開催しました。連日の暑さにも関わらず、2日間で346名の皆さんが来場されました。

平成21年度から今年で5回目となる夏の恒例イベントです。連続して5回参加された方、初めての方それぞれに、体験ブースでは汗をふくのも忘れて、楽しんでいただけたようです。スタッフ80名も来場された方々346人分のスマイルから、猛暑を乗り切る元気をいただきました。

当日のアンケートでは「楽しかった、面白かった」「スタッフの説明が丁寧で優しい」といった嬉しいご意見が寄せされました。「発掘体験がしたい」「土器を作りたい」「遺跡ツアーがしてみたい」といった新たな体験のアイデアもいただきました。今後も楽しく考古学や文化財に触れられる機会を増やしていきたいと思います。

 

【受付】

まずは参加記念バッジ選びから。埋文キャラ系か、まが玉や銅鐸のリアル系か。お気に入りのバッジを胸につけて、チャレンジのスタートです。

【しごと見学-図化】

職員「CCDカメラで映像化された石器の輪かくをモニターを見ながらなぞっていくんだよ。」

こども「ふーん…?」 石器実測をする専門の機器です。理解できたかな。


 

【しごと見学-土器復元】

職員「遺跡では割れた状態の土器も、パズルみたいに合わせると1つのうつわになるんですよ。」

職員「どうしてもみつからない部分には石膏を入れて、補修するんです。」

石膏で補修された土器は、写真撮影用に色を塗ります。見学された小学生にはプチ体験をしてもらいました。

職員「土器に色がつかないように気を付けてね。」

こども「はーい。(緊張するなあ)」


 

【信州を掘る-展示室】

最近の発掘成果を展示室にて公開しました。遺跡や発掘のようすは”まいぶん博士”(写真奥)が解説します。(子供たちはクイズラリーの答え探しに忙しいようですが…。)


【はかせの本だな-図書室】

はかせ「さあ、問題だよ。この図書室には本が何冊あるかな?数えてごらん。」

こども「えー、たくさんありすぎて数えられないよ。」

はかせ「じゃあ、埋文キャラのマークがついた本にヒントが隠されているよ。さあ、本棚
を巡って探してね。」

(答えは約7万冊でした。)

小さなお子さんは、埋文キャラ「かがみちゃん」の元になった、平安時代の鏡の写真を報告書から見つけてもらいました。見つけた子には特製シールをプレゼントしました。


 

【しごと体験‐測量・カメラ】

発掘調査で使用する本物の器材を用意しました。男の子たちは目を輝かして体験してくれました。

職員「地面の高さを測るオートレベル機だよ。遠くに立てた物差しの数字読めるかな?」

こども「うーん、ミリまで読むのは難しいなあ。」

職員「これは遺構測量の最新機器だよ。今ポールを立てて測っているデータが、一瞬でとなりのパソコンに送られてくるよ。」

竪穴住居跡に見立てたカーペットを上手く測量してくれました。


 

職員「ほーら、上からのぞくとレンズの向こうが見えるよ。ピント合わせてみるよ。」

こども「まだ、ぼけてるなあ」

中判カメラのシャッター音の響きにみんな驚いていました。


 

【しごと体験-土器洗い】

長野市塩崎遺跡群から出土したばかりの土器を洗ってもらいました。

職員「やさしく洗ってね。こすらずたたく感じに泥を落とすんだよ。」

「きれいに洗えたかな?」「はーい」胸には自分たちで作ったまが玉が光ります。


 

【しごと体験-土器接合】

佐久市西近津遺跡群から出土した、古代の土器を接合してもらいました。

「うーん。同じような破片ばかりで、うまくくっつかないなあ。」

指先の感触も重要なヒントになります。がんばってね。

「ほらあ、完成したよ。」

小さいお子さんにはオーブン粘土で作った土器パズルに挑戦してもらいました。よくできました。


 

【古代にチャレンジ-石器の切れ味体験】

職員が河原から拾ってきた石で石包丁を作りました。天然の砥石で石包丁を研いでもらいます。屋外で汗を流しながら、ていねいに研いでいきます。石で石を研ぐのは、皆さん初体験だったようです。

研ぎあがった石包丁で雑草を切ってみます。「弥生時代はこれで、稲穂を摘んでいたんだよ。」

「あー、切れる切れる。でも腰が痛くなるなあ。秋に本物の稲で挑戦したいな。」


 

黒曜石のナイフの切れ味体験です。葉っぱも紙もスイスイ切れて、みんなびっくり。

「ふつうのカッターより切れ味いいよ。」


 

【古代にチャレンジ-まが玉つくり教室】

毎回、大人気のブースです。まずはのこぎりでだいたいの形に切り出します。

次に棒やすりで丸みをつけていきます。大人の方もお子さんも粉だらけになって「オンリーワンのまが玉」を作っていただきました。

素敵なまが玉ができ上がりました。お家で磨くともっとピカピカになるよ。


 

【おいでよ!歴史館】

長野県立歴史館(千曲市)の出張ブースです。

「縄文人になろう」

本物の土器を持って、はいポーズ。首にかけたシカ角のアクセサリーカッコイイよ。

こちらはアンギン編みの縄文衣装です。お姉ちゃんは勇ましく石槍を持っていますね。

可愛らしい縄文シスターズです。


 

【銭つくり】

「さあ、これから昔の銭を作ってもらうよ。用意はいいかな。」

「銭ってなんだ?昔のお金かな。」

オーブン粘土をシリコン型に押しつけて、はがしてみると銭の形になります。バリはドライバーで丁寧にとってね。ホットプレートで温めて、固まったらマグネットをつけてでき上がりです。お家の冷蔵庫とかにつけて使ってみよう。


 

【パネル展「被災文化財を守る」】

2011年の東日本大震災で被災した文化財の復旧と、復興事業に先立つ埋蔵文化財調査のパネル展です。岩手県、宮城県、福島県の関係機関から協力いただきました。

大人の方が熱心に見学していただきました。


 

カテゴリ:行事案内・お知らせ

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