川原遺跡・下川原遺跡

ふりがな
かわらいせき・しもかわらいせき 
住所
飯田市下久堅  マップ
立地
天竜川左岸 
事業名
防災・安全交付金(道路)事業・国補ダム事業(治水ダム)事業(合併) 
調査期間
2022年4月1日-2023年3月25日 
時代
縄文時代-中世 
遺跡の種類
集落跡 
備考
 

2022年7月12日

川原遺跡 2022年度発掘調査情報(1)

【発掘調査が始まりました】

 県道飯田富山佐久間線の建設に伴う発掘調査を、4月から開始しました。発掘現場のすぐそばには天竜川が流れ、対岸には風越山がそびえています。

 当センターでは、2016年度にも、川原遺跡を調査しており、その時には、縄文時代中期後葉から後期前葉の集落が見つかりました。

 

【土器や石器、土偶が出土】

 今年度の調査で、溝跡と土坑が見つかり、それらの遺構から縄文土器、弥生土器の他、土師器や須恵器といった古代の土器など、さまざまな時代の土器が出土しています。

 さらに、縄文時代の土偶が3点出土しています。一般的に土偶は、女性を表現した土製の人形で、呪術的な意味を持っていたといわれています。この土偶を作った人々はどのような祈りをこめたのでしょうか。

  

 

川原遺跡発掘だより№1(PDF:606KB)

 

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