トップ > 調査情報 > 東信 > 地家遺跡

地家遺跡

ふりがな
ぢけいせき 
住所
佐久市大沢地家  マップ
立地
野沢地区を見下ろす東向き斜面 
事業名
中部横断自動車道建設 
調査期間
平成21-23年・平成25年・平成26年6月・平成27年・平成28年 
時代
縄文-中近世 
遺跡の種類
集落跡・寺院跡 
備考
 

2010年7月15日

地家遺跡(3)~最新遺跡情報

引き続き、遺跡中央の川跡と、南側の斜面部の調査を行っています。南斜面部では、斜面を削り出して造成したテラス状の平坦部が8ヶ所見つかりました。テラス上に石を敷き詰め、その上に五輪塔を立てたと思われる例があります。昨年度調査を行った北斜面部では明らかでなかった五輪塔の造塔位置や形態を示すものと考えられます。

これはテラス4の様子です。石敷きの上に地輪(ちりん:五輪塔の最下部)が乗っています。

こちらはテラス7の様子です。梵字(ぼんじ)を刻んだ大形の地輪が2基並んでいます。

カテゴリ:地家遺跡

2010年6月9日

地家遺跡(2)~最新遺跡情報

遺跡は東に開けた谷状地形を中心に広がっています。現在、遺跡中央を東に下る川跡と、南側の斜面部の調査を行っています。
 
川跡の調査風景です。木製品や自然木が見つかり始めました。乾燥を防ぐために木製品にポリ袋をかぶせています。

端部を尖らせた棒状の木製品が見つかりました。どのように使われたかはまだ分かりません。

ホゾを作りだした棒状の木製品です。

カテゴリ:地家遺跡

2010年5月14日

地家遺跡(1)~遺跡紹介

 地家B遺跡は昨年度の調査で遺跡範囲が拡大することが明らかになったので、地家遺跡として統一されました。
 昨年度からの継続調査です。遺跡一帯は、平安時代から中世にかけて存在したとされる旧長命寺跡に比定されています。昨年度は、旧長命寺背後の斜面地に営まれたと考えられる中世の墓域を主に調査しました。本年度は、伽藍配置など寺院の核心部を示す遺構や遺物が明らかになることが期待されます。
 
北側から調査区を見たところです。遠くに見えるのは佐久市臼田の町並みです。

カテゴリ:地家遺跡

2009年12月28日

地家B遺跡(3)~最新遺跡情報

発掘調査が終了しました。
 
調査も終盤になって、中世の寺院「長命寺」に関係が深そうな礎石建物跡や石を床にめぐらせた建物跡(写真)などの発見が相次ぎました。来春から調査を再開します。

カテゴリ:地家遺跡

2009年7月22日

地家B遺跡(2)~最新遺跡情報

直径35cmの穴の中に、人骨片を満たした蔵骨器(ぞうこつき)が見つかりました。蔵骨器は13世紀前半(鎌倉時代)につくられたと考えられる古瀬戸四耳壺(こせとしじこ)を使ったものです。壺の頸部(けいぶ)から上がありませんが、これは意図的に切り取られた可能性があります。
7月26日(日)の現地説明会で実物をご覧いただけます。

発掘調査では、このほかにも中世のお墓がいくつかみつかっています。遺跡一帯は、寛平五年(893)に創設され天正十年(1582)に兵火で焼失したとされる旧長命寺跡ではないかと考えられています。今回の調査区は旧長命寺に伴った墓地にあたる可能性もでてきました。

カテゴリ:地家遺跡

<前のページ

次のページ>

ページのトップへ