4月8日(水)、10日(金)に松本市立波田小学校へ出前授業に行ってきました。
6年生の4クラスが対象で、はじめに「考古学」や「遺跡」の意味を考え、次に実物の縄文土器や弥生土器に触り、当時の人々のくらしを想像してもらいました。また、当センターが毎年1回刊行する学習用副教材「ジュニアこうこがく」や年表をみながら現在の私たちとのつながりも確認できました。
この日は、1組と2組の授業をしました。
「縄文土器と弥生土器の違いは?」という質問に、縄文土器は、ざらざらしている、奇抜な模様、重い、王冠みたいな突起がある、縄(目)の模様がある。弥生土器は、つるつるしている、赤い、薄い、くびれがある。などと、活発な答えが続出しました。
3組と4組のみなさんが、授業をうけました。
「みなさんは、縄文土器と弥生土器どちらが好き?」という質問には、ほぼ半々に意見が分かれました。各自のルーツへ思いをはせながら、それぞれの文化の特徴を理解できました。今回の体験や学んだことは、これからの学習に生きていくことでしょう。