8月7日(金)・8日(土)の2日間、長野市篠ノ井の長野県埋蔵文化財センターで「第7回夏休み考古学チャレンジ教室2015」を開催しました。大変暑い中、小学生とその保護者の方を中心に2日間で合計307名もの方にご来場いただきました。
「埋文センターの仕事がどんなものか分かった。」「親子で楽しめ、勉強になった。」「説明がとてもおもしろく、よく分かった。」「はじめて来たので、こんなところがあるのか、と驚いた。」「小さなお土産が良かった。」などの嬉しい声をいただきました。
一方、「もっと時間を長くしてほしい。」「日曜日もやってほしい。」「発掘を体験してみたい。」などのさらなるご要望もいただきました。長野県埋蔵文化財センターの業務を理解していただき、楽しみながら考古学を身近に感じていただくためにも、来年度へ向けて工夫を重ねていきたいと考えています。
来場者統計
各ブースの様子
最近の発掘調査で出土した遺物を見ていただきました。
7万冊を超える本を読むといろいろなことが分かりますね。
埋文センターの整理室を案内しながら仕事を紹介しました。
報告書に載せる図をデジタルトレースしています。
遺物実測支援システムで土器の輪郭をなぞって素図を作る体験をしてもらいました。
ばらばらになった破片を探し、組み立てていきました。
土器復元に使われている石こうを使って形を作っています。
撮影した土器写真の缶バッジをプレゼントしました。
出土したばかりの土器をブラシで洗いました。
滑石をやすりで磨き、形を整えていきます。