7月26日・7月27日の2日間、長野市立篠ノ井東中学校の職場体験学習を受け入れました。
【第一日目】
2年生男子3名での職場体験。埋蔵文化財センターの仕事内容についての説明を受け、所内見学の後、本物の土器を接合、復元では釜飯の容器で体験を行いました。
【釜飯の復元】
釜飯の容器を使い、破片を接合した後、空白に石膏を流し復元します。現代ものの釜飯容器とはいえ、慎重に作業に取り組みます。
【土器の拓本】
本物の土器の模様を写し取ります。薄い紙を土器に貼り付け、ていねいに墨で模様を打ち出していきます。
【第二日目】
体験2日日は発掘作業を行いました。市内にある塩崎遺跡群に出かけました。大勢の作業員の前で、まずは自己紹介。
【溝跡を発掘】
中世(鎌倉時代か?)とみられる溝跡を発掘します。3人で力を合わせ、溝の埋土を掘り進めます。お互いの協力で、みるみる溝が掘りあがっていきます。
掘れども、掘れども、何も出ない。「土器・・出でないぞ」。しかし、発掘者の息は、このすさまじい暑さの中でも、ぴったりあっています。
【土器洗い】
出土した土器を洗います。「こんなの出るといいのになあ~」