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2012年4月24日

「松井章先生 講演会」は終了しました

「長野県の遺跡発掘2012」講演会を平成24年4月22日(日)に長野県立歴史館講堂で開催しました。講師は独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長の松井章先生です。先生は平成23年4月より平成24年3月まで信濃毎日新聞に「山と海の考古学」というコラムを月1回掲載されました。今回の演題も「山と海の考古学」として、環境考古学や動物考古学の最新成果について、画像を取り入れながら、わかりやすくお話していただきました。

千曲市屋代遺跡群の縄文中期集落跡の土壌からみつかった500点以上のサケ・マス類の歯や椎骨の出土状況から、ここには鮭を解体し、燻製にする作業場(スモーク・ハウス)があったのではないかという説を紹介されました。また飯田市鬼釜古墳の周溝内で見つかった、馬具が出土した穴については、千葉県大作31号古墳の生贄(殉殺)にされたウマを埋めた土坑との類似から、鬼釜古墳でも、被葬者の葬送儀礼としてウマを生贄にしたと考えてよいのではないかと指摘されました。受講者の皆さんは、土器や石器からだけではわからない、原始古代の人々と自然や動物との関わり合いのお話に強く関心を寄せているようでした。受講者は101名でした。静岡県や群馬県など、県外からの受講者もありました。ご参加ありがとうございました。

なお、屋代遺跡群でみつかったサケ・マス類の歯と椎骨は長野県立歴史館常設展で公開しています。また鬼釜古墳については、本展示会「長野県の遺跡発掘2012」で出土品や写真パネルにて展示公開しています。ぜひご覧ください。

 

【講演される松井章先生】


 

スクリーンに映し出されているのは大阪府でみつ かったコウノトリの足跡

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