9月3日(月)に長野市立吉田小学校歴史クラブ(5・6年生)のメンバー17名に、出前授業を行いました。吉田小学校では本年度から歴史クラブを結成し、積極的に活動を行なっています。今回は地元の浅川扇状地遺跡群のこと、弥生時代後期の吉田式土器のことなど、遺跡から出土した遺物を見ながら、歴史学習を行いました。9月18日(火)には、浅川扇状地遺跡の現地見学も行う予定となっています。
【出土遺物について説明する調査研究員】
「遺跡から出土した古代の円面硯(えんめんけん)は、硯(すずり)として、このように使います。」
クラブ員は、学校で書写の学習をしており、硯の形や使いかたに興味しんしんです。
【熱心に聞き入るクラブ員】
遺跡のようすに聞き入るクラブ員は、郷土の歴史について高い関心をもっています。実物の土器の手ざわりに、とても感動していました。