10月3日(火)に、浅川扇状地遺跡群で体験発掘を実施しました。今回は、長野市立吉田小学校3年3組の31名が参加しました。当日は、遺跡の発掘に加えて、出土した土器の洗浄もおこないました。子供たちは自分たちの住んでいる地域の地下に、千年以上も前の土器が埋まっていることに驚きを隠せないようすで、夢中で取り組んでいました。
【はじめの会】
これから、発掘と土器洗いに分かれて体験が始まります。説明をよく聞いて、“さぁ、がんばろう“。
【発掘体験1】
平安時代の竪穴住居跡内に溜まった土を、移植ゴテを使って少しずつ掘り下げていきます。“何が出るかな?“
【発掘体験2】
小さな土器の破片も見逃さないように慎重に掘り下げていきます。
【土器洗い体験1】
土の中から掘り出した土器の破片についた泥を、ブラシで優しくたたいて落としていきます。
【土器洗い体験2】
“みんなきれいになったかな?“ていねいに汚れを落とすと、土器の色や文様がはっきりしてきました。