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2013年2月22日

「掘ってわかった信州の歴史」長野県の遺跡発掘2013 みどころ紹介(2)

 

3月16日(土)から長野県立歴史館で開催する、『長野県埋蔵文化財センター30周年企画展「掘ってわかった信州の歴史」長野県の遺跡発掘2013』のみどころを時代ごとに紹介します。
今回は縄文時代です。

 

【縄文時代早期の祭祀の場―大町市山の神(やまのかみ)遺跡―】

写真の石器は山の神遺跡から出土した異形部分磨製石器(いけいぶぶんませいせっき)です。この遺跡からは41点が出土しており、全国最多となっています。形は石鏃(せきぞく)に似ていますが、先端が丸く、石鏃としては大きすぎます。そのため狩猟のマツリに使う道具とみる説もあります。

【地下3メートルに埋まっていた縄文遺跡―長野市松原(まつばら)遺跡―】
千曲川のほとりにある松原遺跡でみつかった縄文集落は、なんと地下3メートルに眠っていました。この遺跡でみつかった縄文時代前期末葉から中期初頭に位置づけられる写真の土器は、半分に割った竹を使って施された半隆起線文を持つ特徴的なもので、遺跡名を冠して松原土器と呼んでいます。


【内陸部から縄文人骨300余体―安曇野市北村(きたむら)遺跡―】
北村遺跡からは縄文時代後期の墓が多数みつかり、300体を超える人骨が出土しました。人骨を調べると、身長や体格はもちろんのこと、健康状態や食事の内容、平均寿命などを解き明かすための手がかりを得ることもできます。

縄文人はどんな暮らしをしていたのか?何を食べていたのか?そんなことを考えながら展示をご覧いただければ幸いです。


縄文時代では、このほか千曲市屋代(やしろ)遺跡群や小諸市郷土(ごうど)遺跡、茅野市長峯(ながみね)遺跡、塩尻市上木戸(うえきど)遺跡などから出土した遺物を展示します(左の写真は長峯遺跡出土品)。ぜひご覧ください。

 

 

 


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