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イベント情報2013.03.07

「掘ってわかった信州の歴史」長野県の遺跡発掘2013 みどころ紹介(4)

「掘ってわかった信州の歴史」長野県の遺跡発掘2013 みどころ紹介(4)

 

3月16日(土)から長野県立歴史館で開催する、『長野県埋蔵文化財センター30周年企画展「掘ってわかった信州の歴史」長野県の遺跡発掘2013』のみどころを時代ごとに紹介します。
今回は古墳時代です。

 

【古墳時代、首長のマツリ―長野市石川条里(いしかわじょうり)遺跡―】

写真は石川条里遺跡から出土した銅鏃(どうぞく)や石製品、玉類です。古墳の副葬品(ふくそうひん)として納められることが多いのですが、この遺跡では大溝に囲まれた区画内の穴(土坑)や大溝から、これらがみつかりました。このため、古墳に葬(ほうむ)られるような地域の首長がマツリをおこなった場所ではないかと考えられています。県内で十数例しか出土していない石釧(いしくしろ)や県内唯一の車輪石(しゃりんせき)など希少な遺物が出土しており、注目されます。
【古墳を掘る】

発掘調査では外から見ただけではわからない古墳の姿が見えてきます。葺石(ふきいし)や埴輪(はにわ)、内部構造、副葬品(ふくそうひん)の内容などを知ることは古墳の理解にとって不可欠です。

展示では、発掘調査された古墳を手がかりにして、信州の歴史に迫りたいと思います。

左の写真は上田市陣馬塚(じんばづか)古墳の鉄鏃(てつぞく)と長野市松原1号墳の金銅製鞖金具(こんどうせいしおでかなぐ)です。


 

 

 

 

 

 

 

 
古墳時代では、このほかに長野市榎田(えのきだ)遺跡から出土した農具や馬具、腰かけ(左の写真)をはじめとする多様な木製品も展示します。


 

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