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掘るしん in しののい 2016 講演会を開催しました。
2月14日、JAグリーン長野グリーンパレスで『掘るしん in しののい 2016』講演会を開催しました。当センター調査第3課長川崎保による「玉とヒスイからみた交流」と、同主任調査研究員水澤教子による「土器の胎土分析からみた交流」と題する2本の講演を行いました。多くの方(講演会124名、講師による展示説明20名)にご参加いただきました。
地質学、古代中国、日本考古学、宝飾界など多分野におけるギョク・ヒスイの捉え方や歴史的背景、また長野県を中心とする遺跡から出土する玉類についての話がありました。
土器胎土に含まれる鉱物や岩石を調べて、表層地質図・現地踏査試料・他の土器資料と対比することにより、土器が地元のものか搬入品かを推定できるという研究成果を、講師がわかりやすく説明しました。
茅野市中原(ナカッパラ)遺跡出土の国宝「仮面の女神」をモデルに製作された縄文服と仮面が披露されました。
それぞれの作者の方から、制作にあたっての所見・感想をいただきました。
縄文服制作記(PDF:441KB)
縄文仮面制作記(PDF:229KB)
講演会終了後、講師による展示解説が行われました。
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