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中学生の職場体験が行われました。(3)
7月5日~7月7日の3日間、長野市立三陽中学校の職場体験学習を受け入れました。
【第一日目・二日目】
2年生5名(男子5名)による3日間の職場体験が始まります。1日目と2日目は長野市の小島・柳原遺跡群で発掘作業を体験します。ベテランの調査研究員から、遺跡の説明と発掘の方法について指導を受けます。
レベルと呼ばれる測量機器を使用し、標高を測定します。
「おーい、どうだー?」
遺跡から出土した土器を洗います。ブラシでやさしく叩くようにして土を落とします。
洗浄後、乾いた土器や石器を、台帳に記録し、収納します。調査研究員の話を熱心に聞いて作業に入ります。
【第三日目】
最終日は、仕事場所を県埋蔵文化財センター(篠ノ井)に移して、整理作業を体験します。
発掘で出土した土器は、割れていることがほとんどです。ひとつひとつの破片をつなぎ合わせていく、接合の作業に取り組みます。
「う~む、どうにか形になってきたかなー。」
土器洗浄でも発見した土器の模様。今度は墨を使って、土器の模様を写す仕事(拓本)を行います。
「おー。模様が浮き出てきたぞ!」
「その調子、その調子!」
接合と石膏復元をやってみました。本物では、まだまだ心もとないので、釜飯の容器で実践します。石膏のはみ出し部分をていねいに削り取りました。
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