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倭(やまと)小学校の出前授業・発掘体験がありました。
7月11日(火)、中野市立倭小学校で4、5、6年生27名のみなさんに出前授業をしました。1時間目は、縄文時代と弥生時代の違いについて本物の土器や石器を観察しながら比較しました。2時間目は、地域にある柳沢遺跡で発見された青銅器埋納坑(まいのうこう)や銅鐸(どうたく)・銅戈(どうか)を使ったマツリについて考えました。また翌日の12日(水)は、5年生8名、6年生7名のみなさんが柳沢遺跡で発掘体験をしました。
【授業風景】
みなさん真剣な表情で話を聞いています。こちらからの問いかけに手を挙げて積極的に答えてくれました。また、これまでに柳沢遺跡についての学習を重ねていて、教科書にはのっていない、青銅器を使ったマツリなどについても深く理解していました。
【縄文土器と弥生土器の違い】
本物の縄文土器と弥生土器に触れました。重さは?土器の模様は?など、どのような違いがあるか確かめました。
【土器の模様つけ】
粘土に縄や細い竹などの施文具(せもんぐ)を使って模様をつけました。
「この道具を使うと、さっき見た土器の模様と似た模様ができるぞ!」
【光る銅戈!】
柳沢遺跡で出土した銅戈の、3Dデータを活用して作成した模造品を観察しました。鋳型を外すと中から銅戈が現れます。金色に光る銅戈に驚きの声があがりました。
【発掘体験】
昨日の出前授業をふまえ、いよいよ発掘体験です!初めての発掘体験にみんなわくわくしています。
【土器を発見!】
「やった!みつけた!」暑い中での慣れない作業ですが、土器を発見すると疲れも忘れます。
【土器洗浄体験】
みつかった土器片をていねいに洗浄しました。これまでの学習の成果もあり、縄文時代と弥生時代の土器を見分けることができました。
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