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「長野県の遺跡発掘2012」が終了しました
伊那市の長野県伊那文化会館で開催していた「長野県の遺跡発掘2012」が8月19日に終了しました。
今回の展示では中野市柳沢遺跡の青銅器など当センターが発掘調査した遺跡の出土品だけでなく、箕輪町上の林(うえのはやし)遺跡から出土した有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)など県内市町村の調査成果も紹介しました。昨年度を上回る1438名の方々に展示を見ていただくことができました。
会期中の7月28日には「埋文体験デー」を、また8月11日には遺跡調査報告会と講演会をそれぞれ実施しました。両日とも多くの参加者があり、盛況でした。
来年の伊那文化会館での展示は当センターの設立30周年を記念した企画展と併せて実施する予定です。当センターがこの30年間に発掘調査した代表的な遺跡の成果を展示します。まずは、平成25年3月16日から長野県立歴史館で開催予定です。ご期待ください。
説明を聴いて熱心にメモをとる子もいました。
埋文体験デーには発掘調査の現場で実際に使用する測量機器を使い、測量体験をおこないました。
写真はレベルという測量機器を使う体験のようすです。
紙に墨を打って土器のもようを写し取る拓本(たくほん)の体験をしました。完成した作品はパウチしてお土産に。埋文体験デーのいい記念になったかな。
伊那文化会館のある春日公園内に残る春日城跡を職員の解説を聴きながら巡りました。
講演会では小林正春氏(飯田市教育委員会前教育次長)に「天竜川流域の古墳文化」と題しての講演をいただきました。
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