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出前授業に行ってきました
4月25日、長野市立鍋屋田小学校へ出前授業(社会科講師派遣)に行ってきました。6年生47名のみなさんが元気に出迎えてくれました。
はじめに「考古学」や「埋蔵文化財」の意味を考えました。地下に埋もれた「文化財」を調査し研究するのが「埋蔵文化財センター」の仕事です。生徒たちは、遺跡地図から身近な場所の下にも遺跡があるとわかり、びっくり。近くで実際に発掘調査をおこなっている浅川扇状地遺跡群を紹介しました。その後、「かがみちゃんと学ぼう ジュニアこうこがく」(今年度、長野県内の小学校6年生に配布)を手に実際に遺跡から出土した土器を見たり触れたりする体験を中心とした授業になりました。5月15日に県立歴史館へ遠足に行く、事前学習にもなり、今回の体験や疑問を今後の学習に生かしてもらえればと思います。
「学校の場所はどこ?」「こんなところにも遺跡があるんだ」
「ジュニアこうこがく」に掲載されている中野市千田遺跡の縄文土器が現れると、「おっきい!」「もようがすごい!」と歓声があがりました。何に使われたのでしょうか?「食べ物や水をためた」「まつりに使った」などみんなで意見を出し合いました。
大切なみんなの宝物なので、慎重にていねいに扱ってもらいました。
「表面がザラザラしている」、「厚い」、いろいろな感想が聞かれます。縄のもようも観察できました。持ち上げてみると「重い~」。
粘土に施文具を使って、縄文土器のもようをつけてみました。転がしたり、押し付けたり、最後は土器作りに発展。
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