地家遺跡

ふりがな
ぢけいせき 
住所
佐久市大沢地家  マップ
立地
野沢地区を見下ろす東向き斜面 
事業名
中部横断自動車道建設 
調査期間
平成21-23年・平成25年・平成26年6月・平成27年・平成28年 
時代
縄文-中近世 
遺跡の種類
集落跡・寺院跡 
備考
 

2011年1月20日

地家遺跡(4)~最新遺跡情報

発掘調査が終了しました。
 
 大きな五輪塔の最下部(地輪)が、並んで出土しました。時期は中世と考えられます。地輪の大きさは1辺50cm、高さ40cmで、推定される塔の総高は150cmを超えます。地家遺跡では他にも多数の五輪塔が見つかっていますが、ひと際高く目立った存在で、この墓地の被葬者の中でも有力者の供養のため建てられたと考えられます。五輪塔は後世に動かされてしまうことも多く、今回のような当時の位置をとどめている例は珍しく、当時の墓の様子を考える上で、貴重な発見となりました。

カテゴリ:地家遺跡

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