今年4月に始まった調査は、11月30日(月)をもって無事に終了しました。今回は、調査終盤での成果とようすをお伝えします。
調査区の南西端で弧状に巡る、断面V字形の溝が発見されました。ムラを区切る溝のようです。
弥生時代後期~古墳時代初頭の墓穴から、長さ34cmほどの棒状鉄製品が出土しました。詳細については、今後調査します。
長軸が11mもあり、大勢の人が集まるような特別な住居と思われます。
今年度の発掘では、竪穴住居跡226軒、墳墓33基、井戸61基を調査しました。冬期には、これらの遺構の記録や出土品の整理作業を行います。