塩崎遺跡群

ふりがな
しおざきいせきぐん 
住所
長野市篠ノ井塩崎  マップ
立地
千曲川左岸の自然堤防上 
事業名
一般国道18号(坂城更埴バイパス)改築事業 
調査期間
平成25年4-12月 平成26年・ 平成27年・平成28年4-11月 平成29年4月- 
時代
縄文・弥生・古墳・平安 
遺跡の種類
集落跡 
備考
 

2014年10月10日

塩崎遺跡群 平成26年度調査情報(4)

塩崎遺跡群の第1回空撮を行いました。今後、昨年度調査した地区の北側と2-1区の南側の調査がさらに続きます。密度が高い遺構の調査が続いています。また、現地説明会、大学生のインターンシップ、小学生の見学など、多くの普及啓発活動も8月から9月にかけて行われました。

 

【塩崎遺跡群の空撮無事終了する】

塩崎遺跡群では、8月6日に本年度の調査区の西側(2-1区)の空撮を行いました。これまで、弥生時代中期から中世に至る時期の竪穴住居跡・溝跡・墓などの発掘をすすめてきました。小形勾玉や管玉、各時期の土器などがたくさん出土しました。

 

【千曲川沿いにならぶ古墳の発掘】

昨年度の調査に引き続き、調査地区東側で千曲川よりの場所からは古墳時代中期(今から約1,500年前)の古墳がみつかりました。古墳の周溝からは、たくさんの土器が出土しました。その中には、焼く前に底に穴を空けた土器があり、その用途などが注目されます。

 

【役人の存在を示す奈良時代の硯(すずり)】

奈良時代の竪穴住居跡からは、円面硯(えんめんけん)や中が空洞になっている中空円面硯(ちゅうくうえんめんけん)(左写真)と呼ばれる珍しい硯が出土しました。

 

カテゴリ:塩崎遺跡群

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