現在、遺跡北端の市道倭(やまと)2号線に沿った東西約2m、南北約36mの細長い調査区(B区)を調査しています。
【B区調査風景】
写真右側には高社山(こうしゃさん)がそびえ、左側には千曲川が流れています。調査区は高社山の火山山麓扇状地の末端部分に位置します。
【縄文時代の土坑】
西側はH18~20年に築堤事業で調査が行われ、縄文・弥生・平安時代の遺構や遺物がみつかっています。その続きと考えられる縄文時代の土坑を検出しました。
【B区出土遺物】
縄文時代中期末から後期初頭(約4000年前)の土器が出土しました。
【打製石斧】
土掘りの道具と考えられている打製石斧(だせいせきふ)もみつかっています。
先端部が土に当たって摩耗しています。