-市街地に眠る古代の遺跡-
4月から始まった平成26年度の発掘調査も、残すところ1か月となりました。10月末で今年度予定していた桐原地区の調査が終了し、11月4日より吉田田町地区、長野電鉄長野線立体交差工事エリア内の調査を開始しました。中世以降の生活面と、弥生時代~古代の2面の調査を予定しています。
住宅街での発掘調査は大変です。現代の下水道管などと同じ深さで平安時代の竪穴住居跡もみつかります。
幅約2m長さ約16mの狭い地区ですが、平安時代竪穴住居跡の一部が検出されました。
竪穴住居跡の壁際から、完全な形に近い小形の甕がみつかりました。