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石川条里遺跡

ふりがな
いしかわじょうりいせき 
住所
長野市篠ノ井塩崎  マップ
立地
千曲川左岸の後背湿地 
事業名
一般国道18号(坂城更埴バイパス)改築事業 
調査期間
平成28年4月-11月 平成29年4月- 
時代
弥生・古墳・平安・中世・近世 
遺跡の種類
水田跡 
備考
 

2016年6月1日

石川条里遺跡 平成28年度調査情報(2)

一番東側で、中世の遺構が集中して確認できる場所の調査が進み、大きな掘立柱(ほったてばしら)建物跡や畑の畝(うね)の痕跡、井戸跡、溝跡が見つかりました。


【石川条里東側(1a区)の調査風景】

いよいよ本格的な発掘作業の開始です。見つかったさまざまな遺構を掘り進めています。(東側から撮影)


 

【整然と並んだ畑の畝の痕跡】

長さ約10m、幅約50㎝で整然と並んでいます。

 



【大きな掘立柱建物跡】

掘立柱建物の構造は3間×7間で、大きさは約6m×約13mあります。柱を立てた穴のそばに、調査をしている作業員さんたちに立ってもらいました。これらの柱の穴を掘り進めていくと、中から礎盤石(そばんせき)が見つかりました。

 

【見つかった礎板】

穴の底に直径30cmほどの平らな石が見つかりました。この石の上に柱を据えたものと考えられます。この場所に、どんな目的で、どんな建物が建っていたのでしょうか。


カテゴリ:石川条里遺跡

2016年4月28日

石川条里遺跡 平成28年度調査情報(1)

調査も4年目を迎え、今年から「塩崎(しおざき)遺跡群(いせきぐん)」の西側に隣接する「石川(いしかわ)条里(じょうり)遺跡(いせき)」を調査します。石川条里遺跡は、塩崎遺跡群に住んでいた人々の生活を支えた水田跡と予想されています。塩崎遺跡群は、弥生時代から平安時代にいたるまで多くの人々が住み続けた集落跡です。水田跡である石川条里遺跡の調査は、塩崎遺跡群を考えるうえでも重要な成果をもたらすものと期待されます。

【塩崎遺跡群・石川条里遺跡発掘調査開始式】

本年度4月より、塩崎遺跡群とその西側にある石川条里遺跡の発掘を開始しました。開始式のあと、いよいよ本格的に発掘調査が始まりました。発掘調査では作業員さん約60名、調査研究員8名で今年も発掘します。健康と安全に気をつけて、皆さんの手で埋もれている歴史を掘り起こしていきましょう。

【発掘調査に着手した石川条里遺跡の様子】

千曲川の洪水土砂で埋もれた遺跡の姿を徐々に掘り下げながら調べています。現在、おもに中世の時代(平安時代に起きた洪水の後)のものを調査しています。水田跡で知られている遺跡でしたが、掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)が発見されています。

カテゴリ:石川条里遺跡

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