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ふじ塚遺跡

ふりがな
ふじづかいせき 
住所
諏訪郡下諏訪町社6922-4ほか  マップ
立地
砥川右岸の山裾で南向きの平坦地 
事業名
一般国道20号(下諏訪岡谷バイパス)改築工事 
調査期間
2020年7月~2020年11月下旬 
時代
縄文・古墳・奈良・平安・近世 
遺跡の種類
散布地・古墳 
備考
 

2020年8月31日

ふじ塚遺跡 2020年度発掘調査情報(2)

  7月から発掘調査を開始し、今年度の調査範囲のうち、西側部分がほぼ終了しました。9月からは東側部分を中心に、古墳の調査を本格的に開始します。

【村絵図】

  享保18年(1733)に描かれた、村絵図:

『諏訪藩一村限村地図』(すわはんいっそんかぎりむらちず)(諏訪史談会1956『諏訪史蹟要項10』)には、現在のふじ塚遺跡の位置に「藤塚と申す処」と書かれています。江戸時代にも、古墳の存在は知られていました。



【黒曜石製の石鏃】

 これまでに縄文時代・古代・中近世の土器・石器、陶磁器の破片などがみつかっています。完全な形の黒曜石製の石鏃も発見されています。



ふじ塚遺跡発掘たより№1(pdf1.25MB)

カテゴリ:ふじ塚遺跡

2020年8月3日

ふじ塚遺跡 2020年度発掘調査情報(1)

 7月から発掘調査を開始しました。ふじ塚遺跡では過去、町道拡幅に伴う発掘調査を町教育委員会が行っていますが、ごく狭い範囲の調査であったため、遺構・遺物は確認されませんでした。本格的な発掘調査となる今回の成果が期待されます。

 遺跡のなかには、ふじ塚古墳があります。ここから富士山がみえることから、「富士塚」と呼ばれるようになったとも考えられています。古墳であるか、中世の塚であるか、発掘で明らかにしたいと思います。

【 遠景】

 ふじ塚遺跡は標高835mほどで、眼下に諏訪湖や下諏訪町の市街地が見渡せます。

 遺跡の周辺には西側に昨年度調査を行った一の釜遺跡、北西側に武居林遺跡(下諏訪社中学校)、南側に地獄久保遺跡(下諏訪北小学校)が分布しています。

【開始式】

 下諏訪町のしごと創生支援施設「ホシスメバ」の一画を現場事務所としてお借りしています。 7月6日に開始式を行いました。

【表土掘削】

 重機を使った表土掘削を始めに行います。地表面から30~50cmほど掘り下げたところで、黄褐色の土に変わりました。

次にジョレンや両刃鎌、移植ごてを使って、人力で地面を平らに削り、遺構をみつけます。黒曜石や土器の破片が出土しています。

【遺構検出】

 地面を平らに削っていくと、黒褐色をした楕円形の部分がみつかりました。まず半分だけ掘り下げて、穴の断面形や土の埋まり方を確認しながら、遺構の調査を進めていきます。

カテゴリ:ふじ塚遺跡

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