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座光寺石原遺跡

ふりがな
ざこうじいしはらいせき 
住所
飯田市座光寺2300-24  マップ
立地
土曽川左岸 
事業名
社会資本整備総合交付金(広域連携)事業 
調査期間
令和2年9月-11月、令和3年4月-11月 
時代
縄文・弥生・古墳 
遺跡の種類
散布地・古墳 
備考
 

2022年9月12日

座光寺石原遺跡 2022年度発掘調査情報(1)

発掘調査3年目

 座光寺石原遺跡は、土曽川中流域の谷部に東西700mにわたって展開する遺跡です。

 令和2(2020)年に発掘調査を開始し、3年目となる今年は時期不明の土坑数基と、縄文時代から近世の土器・石器が少量見つかりました。

座光寺石原遺跡遠景(令和3年撮影)

 

ナギジリ2号古墳の石室内の土から、玉を発見

 令和3年度調査で発見したナギジリ2号古墳から、首飾りなどの装身具であったと考えられるガラス小玉が32個、土製丸玉が119個見つかりました。

 

      ガラス小玉             土製丸玉

 

座光寺石原遺跡発掘だより第8号(PDFデータ:999KB)

カテゴリ:座光寺石原遺跡

2021年11月29日

座光寺石原遺跡 2021年度発掘調査情報(5)

【ナギジリ2号古墳の調査成果】

 直径14mの円墳で、幅3mの周溝が巡ります。石室は床に石が敷き詰められた横穴式石室で、長さ7.2m、最大幅2.2m、入口幅1.4m、最大側壁高約2mを測ります。

 

 

 

 

 

【ナギジリ2号古墳の見学会】

 座光寺公民館・歴史に学び地域をたずねる会・2000年浪漫の郷委員会主催の遺跡見学会を、11月15日に開催しました。参加者は、熱心に古墳や出土遺物の説明に耳を傾けており、遺跡に対する関心の高さを感じることができました。

 

座光寺石原遺跡見学会資料

 

 

【出土した副葬品】

 ナギジリ2号古墳では、須恵器(写真左)や鉄鏃(てつぞく)、鉄刀、耳環(じかん)とよばれる耳飾り(写真右)等の副葬品が出土しています。

  

 

座光寺石原遺跡発掘だより第7号

カテゴリ:座光寺石原遺跡

2021年8月31日

座光寺石原遺跡 2021年度発掘調査情報(4)

【古墳の調査進む】

 ナギジリ2号古墳は、天井石を残した状態で上空から3D測量のための写真撮影を行いました(写真左下)。この写真を使って平面図を作成します。続いて天井石を取り除いて、石室の上面を露出させました。取り除いた天井石には花崗岩が使われており、大きなものは横幅210センチ余り、重さは約3.2トンあります(写真右下)。今後は、墳丘の裾まで掘削して古墳全体の形状を明らかにする一方で、石室内部を慎重に掘り下げていく予定です。

    

 

 

【9区の調査終了】

 6月に高坏が出土したSK04は、南北の最大長264㎝、最大幅125㎝、深さ26㎝の土坑墓と考えられます。北を頭に埋葬したとすると、足元に古墳時代後期の土師器の坏が5つ置かれ、胸のあたりから鉄鏃が9本出土しています(写真下)。

   

 

座光寺石原遺跡発掘だより第6号(1250KB)

カテゴリ:座光寺石原遺跡

2021年7月2日

座光寺石原遺跡 2021年度発掘調査情報(3)

【ナギジリ2古墳発見!!】

 発掘調査で地表直下から巨石が見つかりました。その周りを慎重に掘り進めると、巨石を支える石列が約1.7m間隔に東西2列見つかり、巨石が古墳の天井石であることがわかりました。

 今回発見した古墳の天井石は、出土地点から『下伊那史』に記述のあるナギジリ2号古墳のものであるとわかりました。



【土曽川流域古墳群の性格等を解明すべく、がんばります】

ナギジリ2号古墳は、墳丘裾部の確認と並行して、天井石を記録し、その後天井石を撤去し、石室の掘下げに入ります。さらに、土曽川流域にはナギジリ2号古墳の他、1997年に飯田市教育委員会が調査した6世紀後半築造のナギジリ1号古墳があります。また、今年度の調査範囲にはナギジリ3号古墳や石原古墳の存在も想定され、これらの古墳群の性格等を解明すべく、調査を進めていきます。



座光寺石原遺跡発掘だより第5号PDF(657KB)

カテゴリ:座光寺石原遺跡,調査情報

2021年6月25日

座光寺石原遺跡 2021年度発掘調査情報(2)

【11区の調査】

今年度は、11区から調査をはじめました。東西に6本のトレンチを設定して調査を進めましたが、遺構を確認することはできませんでした。



【出土した灰釉陶器の皿】

遺構はありませんでしたが、灰釉陶器の皿のほか、土師器片などの遺物が見つかっています。



【9区の調査】

11区に続き、9区の調査を行いました。東西に2本、南北に1本のトレンチを設定して調査をした結果、土坑が2基見つかりました。左写真の黒い部分が土坑の範囲です。南北約260㎝、東西約100㎝の楕円形になります。



【土坑から古墳時代の高坏が出土】

発見した土坑は深さ15㎝以上あり、中からは古墳時代の高坏が出土しました。



座光寺石原発掘だより第4号 PDFデータ

カテゴリ:座光寺石原遺跡,調査情報

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