調査遺跡
報告書刊行
過去の発掘調査終了遺跡
2022年11月1日
6月末から発掘調査を開始した、飯田市上郷にある藪越遺跡は、今年度の調査を終了しました。
古代の集落跡がみつかった第1面に引き続き、第2面の調査では新たに弥生時代後期の集落跡(竪穴建物跡2軒、土坑4基、溝跡3条)がみつかりました。
弥生時代後期(約1800年前)と推定する竪穴建物跡(SB5)の中央部東側からは甕や壺、高坏などの土器片や、石包丁、砥石、台石などの食料生産活動に係る道具が出土しました。炉跡は中央よりやや南側にあり、土器が埋設されていました。
藪越遺跡発掘だより№2(PDFデータ:1696KB)
カテゴリ:南信,藪越遺跡
2022年9月9日
6月末から国道153号線の道路改築事業に先立ち、藪越遺跡の発掘調査を実施しています。
遺跡は、天竜川右岸の低位段丘上に立地し、南側には栗沢川が流れ、北側へ緩やかに傾斜するやや小高い場所に広がっています。
※地図をクリックすると拡大表示されます。
地表下60㎝ほどで、住居跡や流路跡、直径30㎝ほどの土坑が見つかりました。特に流路跡からは奈良時代から平安時代の土師器の甕や壺、高坏、須恵器の坏などが数多く出土しました。
※写真をクリックすると拡大表示されます。
藪越遺跡発掘だより№1(PDFデータ:1214KB)
カテゴリ:藪越遺跡
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