本年度の調査では、昨年度に確認されていた古代の溝跡の続きと、建物の柱穴(時代は不明)14基がみつかりました。調査面積はわずかで、4月末で調査は終了しました。
【調査区遠景】
表土剥ぎ前の調査区を西側から撮影。
【重機で表土剥ぎ】
重機で表土を除去して、遺構を探します。
東側から撮影。
【調査区遠景】
表土剥ぎを終えた調査区を南側から撮影。
【溝跡の調査】
昨年度までの調査で古代の溝跡であることがわかっています。
【溝跡の土層断面】
溝跡を埋めた土の堆積状態を観察するために、ベルト状の壁を残して掘りあげた状態です。
【調査区全景】
古代の溝跡1条と柱穴が14基見つかりました。柱穴の時代や建物の形や大きさは判明しませんでした。
小山寺窪遺跡
- ふりがな
- こやまてらくぼいせき
- 住所
- 佐久穂町大字高野町 マップ
- 立地
- 八ヶ岳東麓、千曲川支流の北沢川右岸段丘上
- 事業名
- 中部横断自動車道建設
- 調査期間
- 平成20-23年
- 時代
- 縄文・古代・中世
- 遺跡の種類
- 集落跡
- 備考
2011年5月10日
小山寺窪遺跡 平成23年度調査情報(1)
カテゴリ:小山寺窪遺跡