古墳時代前期の竪穴住居跡2軒と平安時代の竪穴住居跡1軒が見つかりました。
【調査区全景】
手前の黄色い部分は宅地造成で削られて、本来の遺跡の様子がわかりません。
奥の黒ずんだところに古墳時代と平安時代の竪穴住居跡が確認されました。
手前の黄色い部分は宅地造成で削られて、本来の遺跡の様子がわかりません。
奥の黒ずんだところに古墳時代と平安時代の竪穴住居跡が確認されました。
【竃(かまど)の土器出土状況】
平安時代の竪穴住居跡のかまどから沢山の土器が出土しました。
これらは、かまどで使われた甕などの土器である場合と、竃の構築材として用いられた土器である場合があります。
土器の出土状況、種類、表面の焼け方などを観察し、どのように使われた土器であるのか解明します。
平安時代の竪穴住居跡のかまどから沢山の土器が出土しました。
これらは、かまどで使われた甕などの土器である場合と、竃の構築材として用いられた土器である場合があります。
土器の出土状況、種類、表面の焼け方などを観察し、どのように使われた土器であるのか解明します。
写真左下(東側)には掘り込まれた壁が見つかりませんでした。傾斜地にあるため斜面下方の東側の壁が失われています。本来四方に壁があったと考えられます。また、壁に沿って廻っている溝があり、そこには土の壁にあてる板をはめ込んだと思われる跡が見つかりました。
四隅の小さな穴は柱をたてるための穴です。
古墳時代前期の竪穴住居跡から土師器(はじき)の甕(かめ)がつぶれた状態で出土しました。
古墳時代前期の竪穴住居跡から甕(かめ)の蓋(ふた)が出土しました。