小島・柳原遺跡群の発掘調査が、8月30日(木)に終了しました。
約3年間の調査で竪穴建物(たてあなたてもの)跡35軒、溝跡25条、土坑685基、墓跡66基などがみつかり、出土した遺物はコンテナ約200箱になりました。
今後は、出土品などの整理作業を行い、報告書を作成していきます。
【南上空からみた今年の調査区】
今年度は長野市道柳原117号線をはさんだ両側を調査しました。若干の土器が出土したものの、遺構は検出されず、集落域が広がらないことがわかりました。(●今年度の調査区)
最終日に発掘調査の終了式を行いました。例年にない猛暑のなか、調査を支えて頂いた作業員の皆さんに感謝します。