遺跡は、名勝天竜峡の東側、天竜川の河岸段丘上にあります。
遺跡のなかには、河川に削り残された小高い尾根があり、地元ではその場所を「鶯ケ城と呼んでいました。
現在、城の中心である尾根の頂上を調査しています。
頂上を攻める敵から守るために掘った幅広い堀や約3mの高さのある人工の崖(切岸)が見つかっています。
天竜峡ICから見た鶯ケ城跡です。
尾根を分断する堀の調査風景。写真左側は切岸(きりぎし)です。
堀と切岸の調査風景。
緑色の線が堀になります。
地層を観察するための土手を残して堀を掘り下げています。右側が切岸です。
堀の調査風景。写真右側は切岸です。奥にプレハブ、背後に三遠南信自動車道が見えます。
下村遺跡(鶯ヶ城跡)ほか
2009年6月24日
下村遺跡(1)~遺跡紹介
カテゴリ:下村遺跡(鶯ヶ城跡)ほか