弥生時代の集落跡を発見
6月末から発掘調査を開始した、飯田市上郷にある藪越遺跡は、今年度の調査を終了しました。
古代の集落跡がみつかった第1面に引き続き、第2面の調査では新たに弥生時代後期の集落跡(竪穴建物跡2軒、土坑4基、溝跡3条)がみつかりました。
弥生時代の家を掘る!
弥生時代後期(約1800年前)と推定する竪穴建物跡(SB5)の中央部東側からは甕や壺、高坏などの土器片や、石包丁、砥石、台石などの食料生産活動に係る道具が出土しました。炉跡は中央よりやや南側にあり、土器が埋設されていました。