藪越遺跡の発掘調査がはじまりました
6月末から国道153号線の道路改築事業に先立ち、藪越遺跡の発掘調査を実施しています。
遺跡は、天竜川右岸の低位段丘上に立地し、南側には栗沢川が流れ、北側へ緩やかに傾斜するやや小高い場所に広がっています。
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流路跡から続々と遺物が出土
地表下60㎝ほどで、住居跡や流路跡、直径30㎝ほどの土坑が見つかりました。特に流路跡からは奈良時代から平安時代の土師器の甕や壺、高坏、須恵器の坏などが数多く出土しました。
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