掘立柱建物跡を南側から見たようすです。人が立っている位置に建物の柱があります。中世の建物だと思われます。
(2)-1区からは幅約1.5m、長さ約6mの須恵器(すえき)を焼いたと思われる窯跡が、見つかりました。
調査区の東側から見た須恵器窯跡です。試し掘りの細長い溝を掘っています。
同じく、須恵器窯跡を西側から見たところです。窯跡の埋まり方を観察するための土壁をベルト状に一部残して掘っています。
北側から見たところです。手前に灰原(はいばら)があります。灰原には窯からかき出された失敗作品などがたまっています。
灰原から見つかった須恵器です。左はつまみのない蓋、右は高台付きの皿です。うつわの特徴から、奈良時代の須恵器と分かりました。
2010年7月15日