塩崎遺跡群では、いろいろな時代の住居跡がみつかっていますが、時代によって形や特徴が異なりますので、簡単に紹介したいと思います。
住居跡の平面形が小判形(楕円形)をしています。この住居跡からは土器片が一面に広がって見つかりました。住み替える時に捨てていったのでしょうか。
住居跡の形は隅が丸い長方形になります。この住居跡からは炭化した材が見つかっています。火事にあったものと思われます。
隅丸ですが、ほぼ方形になっています。画面の奥側の壁の中央にカマドがあり、煙を出す煙道が住居跡の外にのびています。
上の画像の住居跡のカマドです。焚口(土が焼けて赤くなっているところ)の両側に石を立て、カマドの壁の芯材としたようです(袖石)。焚口には、土器がたくさん出土しています。