東信

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2013年11月26日

矢出川遺跡群 平成25年度調査情報(4)

真冬並みの寒波で、八ヶ岳も冠雪しました。

 

【標高1300mの発掘調査】

凍てつく寒さのなか、地元のみなさんの協力をえながら調査を進めています。

 

【石器がみつかったようす】

白い箸を立ててある場所が石器の出土した地点です。旧石器時代の石器はこのようにまとまって出土することがあります。このまとまりをブロックと呼んでいます。これまでに3ヶ所のブロックを確認しました。2ヶ所のブロックは黒曜石、1ヶ所のブロックは水晶が石器の材料となっています。


 

【水晶製の石核】

水晶は透明度が高く、宝石のようです。画像のような水晶製の石核が4点みつかりました。観察すると打ち欠いた痕があります(写真上)。旧石器時代の人々が石材として利用していたことがわかる資料です。


 

カテゴリ:東信,矢出川遺跡群,調査情報

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