東信

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2009年7月22日

近津遺跡群(2)~最新遺跡情報

春から再開した近津遺跡群の調査は、調査区北東部の3区の調査が終了し、現在調査区中央の5区の調査を行っています。調査地点は雑木林であったため、たくさんの木の根が残っていて、まずその根を取り除くことから始まりました。その結果、古墳時代前期の住居跡が2軒、平安時代の住居跡3軒が見つかりました。
 
 たくさんの木の根を切りながら調査を行っているところです。

古墳時代の住居跡を掘り下げています。

古墳時代前期の住居跡です。住居の隅(写真左手前)に長方形の穴が掘られていました。何に使われたものでしょうか?

平安時代後期の住居跡です。隅(写真左奥)に煮炊のためのカマドがあります。

平安時代後期の住居のカマドの跡です。石を組んで作られています。中央部分に、土に埋まった小さめの平な石が残っていました。これは煮炊に使われた土器を支えるための石で支脚石(しきゃくいし)とよばれています。

平安時代後期の住居跡です。写真左奥の部分が張り出しています。昨年の調査でも似たような住居跡が見つかっています。

カテゴリ:東信,調査情報,近津遺跡群

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