平成21年度に佐久市教育委員会が西側隣接地で、弥生時代後期の竪穴住居跡を発掘調査しました。弥生時代の集落跡がどのように広がっているか現在確認しているところです。
和田1号墳は和田遺跡の南東の一角の尾根の頂部にあり、直径20mほどの円墳です。現状では、石室・葺石などの施設や古墳時代の遺物は確認されていません。今後の調査の進展が楽しみです。
【和田遺跡・和田1号墳全景】
和田遺跡は尾根の頂部から南斜面にかけて広がっています。
和田1号墳は南東に舌状に突き出した支尾根上部にあります。
【和田遺跡調査開始】
重機で表土を除去します。
和田遺跡の調査区の先に見える高まりが、和田1号墳です。
【和田遺跡1区遺構検出】
表土を除去して、弥生時代の竪穴住居跡を探す作業をしています。
これまでに3軒の竪穴住居が確認されています。
和田遺跡・和田1号塚
- ふりがな
- わだいせき・わだ1ごうつか
- 住所
- 佐久市湯原和田 マップ
- 立地
- 八ヶ岳東麓の東に延びる尾根の頂部から南斜面
- 事業名
- 中部横断自動車道建設
- 調査期間
- 平成22年・23年
- 時代
- 縄文・弥生・古墳・中近世
- 遺跡の種類
- 集落跡・塚
- 備考
2011年5月10日
和田遺跡 和田1号墳 平成23年調査情報(1)
カテゴリ:和田遺跡・和田1号塚