高尾A遺跡は、佐久平南部の片貝川左岸の丘陵地に広がっています。平成21年度の確認調査の結果を踏まえて、本年度は1500㎡が調査範囲となります。
旧石器時代の石器や縄文時代の石鏃(せきぞく:石の矢じり)が出土しています。
【高尾A遺跡遠景】
写真中央部が高尾A遺跡です。
【調査区の様子】
眼下には佐久平が一望できる、尾根の中腹の東斜面に調査区があります。
旧石器時代のキャンプ跡が発見される見込みがあります。
【発掘体験】
佐久市立泉小学校6年生が発掘体験学習に来てくれました。
【石鏃(せきぞく)出土】
縄文時代晩期から弥生時代頃の黒曜石の石鏃です。
【旧石器時代の石器出土】
貝殻状刃器と呼ばれる旧石器時代の鋭い刃を持つ黒曜石の石器です。