発掘調査がはじまりました
「座光寺原式土器」という弥生時代後期前半の下伊那地方を代表する土器の標式遺跡である、座光寺原遺跡の発掘調査を8月25日から開始しました。
方形周溝墓がみつかりました
弥生時代後期~古墳時代前期に造られた、「方形周溝墓」が3基みつかりました。大きさは1号周溝墓と2号周溝墓が8×8mほど、3号周溝墓は11.5×11.5mほどです。人が埋葬された主体部は、いずれも削平等の影響で残っていませんでした。この遺跡一帯は、方形周溝墓が複数造られた墓域であったようです。
方形周溝墓の検出状況 方形周溝墓の調査風景