【遺跡の様子がわかってきました】
今年度の発掘作業が始まり6ヶ月が過ぎました。8月からは北側の3区の調査も始まり、今年度の調査区(正泉寺遺跡1・2・3区、五郎田遺跡5区)の様子が明らかになってきました。10月末現在で竪穴建物跡約60軒、掘立柱建物跡2棟、土坑約130基を確認しています。
竪穴建物跡は、古墳時代中・後期、奈良・平安時代のもので、当初から重複した状態であることを想定していましたが、建て替えなどが行われたことなどを含め、予想を超える軒数の竪穴建物跡が造られていることがわかりました。

正泉寺遺跡 1区~3区 空撮写真

古墳時代の竪穴建物跡

古墳時代竪穴建物跡 土器・石斧出土状況
高坏や小形壺などの土器とともに打製石斧が多く出土しました。この時期に打製石斧が多いのは、飯田地域の特徴でもあります。

奈良時代の竪穴建物跡
炭化材が竪穴建物内の広い範囲にありました。床面のほかに壁際に多くみられました。

掘立柱建物跡
柱穴が方形に並んでいます。
複数ある土坑の中で、ほかにも掘立柱建物があることが想定されます。
【現地説明会を行いました。】
9月14日(土)に、現地説明会を行いました。調査中の遺跡やこれまでに出土した土器や石器のほか銅製の耳環などを公開し、地元をはじめ多くの皆様に見ていただくことができました。
