Research調査情報

2015年6月9日

浅川扇状地遺跡群(三輪地区) 平成27年度調査情報(3)

5月は旧附属幼稚園北側の発掘調査を行ないました。

 

【溝跡の調査】

まず溝跡を掘り下げていきます。

 

【溝跡の土器の精査】

溝跡から、まとまって土器がみつかりました。出土した土器を丁寧に掘り出します。

 

【土器出土】

小型丸底土器と呼ばれる壺の形をした小さな土器や、高坏(たかつき)などの破片が数多く出土していることがわかりました。古墳時代中期頃(1650年~1700年前頃)とみられる土器です。

 

【小型丸底土器】

ほぼ完形の小型丸底土器。お祭りなど儀式の時に用いられていたと考えられます。

カテゴリ:北信,浅川扇状地遺跡群(三輪地区),調査情報

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