-南大原遺跡の弥生時代の土器-
発掘調査では、弥生時代の竪穴住居跡や墓跡(木棺墓、礫床木棺墓、土器棺墓など)が発見されました。弥生時代中期においては木棺墓、礫床木棺墓、土坑墓が一般的ですが、二つの土器の口を合わせて棺とした土器棺墓と考えられるものも見つかっています。今回は、竪穴住居跡などの遺構から弥生時代の土器を紹介します。
調査成果をまとめた発掘調査報告書は平成28年3月に刊行される予定です。
栗林式と呼ばれる土器です。今回の調査では栗林式土器が多く出土しました。型式名となった栗林遺跡は、南大原遺跡の近くにあります。
胴部に上を向いた矢印文様が描かれています。弥生時代中期の栗林式土器です。
弥生時代後期の竪穴住居跡は1棟のみでした。中期に比べ土器の発見数も少なく、後期初めの吉田式と、後期後半の箱清水式(写真右上)が出土しました。
弥生時代中期の甕形土器を用いた土器棺墓と思われる土器が出土しました。右側奥の甕が高さ55㎝です。
展示写真(下)はイメージ復元です。




