Research調査情報

2016年1月12日

尾垂遺跡 平成27年度調査情報(3)

12月16日に今年度の調査が終了しました。古墳時代後期の古墳(円墳)1基、平安時代後半の竪穴住居跡18軒、土坑153基、溝跡3条、中世の礎石建物跡1軒など多くの遺構が発見されました。

 

【古墳(円墳)】

野沢地区を見下ろすことができる丘陵中腹で、これまで知られていなかった古墳が発見されました。墳丘の直径は約11mで墳丘の裾には二重の列石が並んで検出されました。玄室からは人骨や直刀、鉄鏃などが出土しています。

 

【平安時代の集落跡】

平安時代後期の竪穴住居跡や土坑等がみつかりました。出土遺物では多量の土器・石器と共に鞴(ふいご)の羽口や鉄滓が出土しました。小鍛冶等を行っていた可能性が考えられます。

 

【礎石建物跡】

2間×3間の建物が想定されます。単独で存在したことから、庵やお堂のような建物が想定されます。

カテゴリ:尾垂遺跡(2019年刊行),東信,調査情報