沢尻東原遺跡の発掘調査成果報告会が開催されました |
11月8日に辰野町教育委員会主催による発掘調査成果報告会に講師として参加しました。
70名もの参加者があり、町内の多くの方に関心をもっていただけました。
【講演風景】
竪穴建物跡や土器の出土状況などの写真やイラストを使い、縄文人が沢尻東原ムラでどんな生活をしていたのかを説明しました。「黒曜石の原石は遺跡内で出土するのか」、「縄文人はムラの中に墓を作るのか」といった質問が会場から飛び出し、自分たちも縄文時代の理解を深めなければと身が引き締まりました。
【遺物・パネルの展示】
昨年の発掘で出土した遺物や、調査状況の写真パネルを展示しました。土器の文様や土偶の顔などを間近にみることができ、大変喜んでいただけました。
【当センターの遺跡の調査情報も紹介していただきました】
会場の受付では、当センターHPで公開している沢尻東原遺跡の調査情報も紹介していただきました。
現地説明会資料(2019年9月21日開催)
講演会当日の様子も放映されています