【北大原地区-現地公開開催】
7月16日・17日の2日間にわたり、上今井遊水池整備事業に関わる現地公開が、国土交通省と長野県埋蔵文化財センター協同で開催されました。発掘調査現場の公開は、北大原地区を対象として行われ、実際に調査地区内に入り、調査の状況を見学していただきました。その後、出土した土器や鉄器・石器などを見ていただきました。
2日間で計36名の参加があり、地元の方に「南大原遺跡」の存在を知っていただく絶好の機会となりました。中には、「発掘調査に参加したい」との声も寄せられ、うれしい限りです。この機会に、遺跡に興味を持っていただければと思います。
また、この様子が7月17日付『信濃毎日新聞』と同25日付『北信ローカル』にも紹介されました。


現地公開の様子
【竪穴建物跡次々明らかに-舞台西地区-】
舞台西地区では、調査が進むにつれて竪穴建物跡が次々と明らかになってきています。7月末現在で、27棟を数えます。いずれも、平安時代の建物と思われます。
竪穴建物跡のなかには、カマドのみしか残っていないものもあります。一方、大変良好な状態で、当時の姿をとどめている竪穴建物跡も明らかとなっています。

竪穴建物が明らかになりつつある舞台西地区
【奈良時代の竪穴建物跡発見-南大原地区-】
南大原地区では約40棟の竪穴建物跡がみつかり、順次調査を進めています。そのなかの1棟は、奈良時代の竪穴建物跡であることが明らかとなってきました。
令和5年度から南大原遺跡の調査を進めてきていますが、奈良時代の竪穴建物跡の発見は今回が初めてとなります。これで南大原遺跡は、奈良時代から平安時代後期まで続く集落跡であったことがわかり、大きな成果といえます。調査が進むにつれて、より具体的な成果が得られるものと思われます。

奈良時代の竪穴建物跡
【南大原遺跡の熱中症対策新聞に掲載されました】
南大原遺跡に関しまして、県下各地の熱中症対策の実施状況の一例として、7月9日付『信濃毎日新聞」に掲載されました。今後も、熱中症対策に万全を期し、調査を進めていきたいと思います。