【令和7年度の調査が始まりました】
座光寺上郷道路の建設に伴い、昨年に引き続き、4月から今年度の発掘調査を開始しました。昨年度の調査区隣接地4区から県道市場桜町線までの間((~8区の調査面積4000㎡を行ないます。これまでの確認調査によって弥生時代から奈良・平安時代の竪穴建物跡や土坑が発見されているので、今年度の調査区でも多くの遺構や遺物がみつかると予想しています。
近年、遺跡周辺では様々な公共事業に先立つ遺跡の発掘調査が進められています。土曽川が形成した微高地上に広がる正泉寺遺跡や五郎田遺跡、対岸のママ下遺跡では同じ時代の集落跡がみつかっていることから、今後これら集落のまとまりや移り変わりなどを明らかにしていきたいと考えています。

正泉寺遺跡 調査区 (R6年度撮影)

正泉寺遺跡周辺の遺跡 飯田市遺跡地図から
【4月の調査のようす】

遺構検出作業
重機を使って表土掘削を行った後、人力で土の表面を削り、土の違いから、土坑(穴)や竪穴建物跡などの遺構をみつけます。

遺構精査
8区の北東部分では、奈良・平安時代の竪穴建物跡2軒がみつかりました。後世のかく乱で壊されているため、全体の形状は明らかではありませんが、カマド跡が残っていました。
正泉寺遺跡発掘だより2025年度第6号(PDF: 1059KB)
※号数は調査開始時からの通算