【川田氏館跡の北側から、中世の水田や畠がみつかる】
発掘調査は、認定こども園川田(旧川田保育園)北側のT8調査区まで進んでいます。
T8調査区では、中世の水田跡や畠跡がみつかりました。
北にいくにつれて、ピットなどの検出密度がうすくなるため、T8調査区付近が、中世館跡にともなう遺構分布の北端になるものと考えられます。
畠跡は、幅60㎝ほどの間隔で畝がつくられています。どんな作物かつくられていたのか。今後、採取した土の科学分析を行うなどして調べていく予定です。

調査区全景(北から撮影)

真上から見たT8調査区水田跡と畠跡(右が北)
【川田は、今も昔も水とのたたかい】
川田地区は、昔から千曲川との関係など、水とのたたかいを繰り返しながら歴史を重ねてきたところです。
9月は、秋雨前線や台風などの影響で天候不順の日が多く、発掘調査にも大きな影響がでました。調査する面は水びたしで、水をくみだしても次から次へとわいてきます。調査した遺構の壁などが崩れてしまうこともありました。
そんな中でも、作業に従事する方々には、泥まみれになりながら、少しずつできる作業を行い、調査を進めていただきました。水とのたたかいは、発掘現場でも起こっています。

調査面にたまった水を排水しながらの調査
【これからの調査の予定】
発掘調査の現場作業は、11月末頃に終了する予定です。
現場における調査は今年度で最後となるため、若穂川田地区の歴史を知る上で貴重な情報をできるだけ多く得られるよう調査を進めてまいります。
ご協力よろしくお願いいたします。